アカツキウォーカーについて

〜なんとなくの人となり〜

名 前 : アカツキウォーカー

職 業 : イラストレーター

生息地 : 埼玉県所沢市

外 見 : あごひげ/メガネ/こぶとり/パッとしない

内 面 : めんどくさがり/優柔不断/記憶力わるし

好 物 : チョコレート

〜生まれてからのアレコレ〜

〈1975年〉

むかしむかし、といっても昭和50年のことです。北海道にそこそこ小太りな男の子が生まれました。男の子はアカツキウォーカーと名づけられました。

〈1984年〉

鬼太郎・キン消し・ビックリマン。マンガ・ガチャガチャ・アニメ・ファミコン。お菓子・お菓子・ごはん・お肉。アカツキはそれはもうスクスクと、そしてブクブクと大きくなりました。

〈1994年〉

高校生になったある日のことです。アカツキはお父さんとお母さんに言いました。

「オレ、大学に行く」

えらそうに言い放ったアカツキでしたが、試験ではそこそこの点数すら取れませんでした。アカツキは困りました。それでもなんとか自分のレベルでも入れてくれそうな大学を岩手県で見つけ、ギリギリで滑り込みました。

〈1998年〉

4年の月日が流れ、大学を卒業したアカツキでしたが、ろくに就職活動をしなかったため北海道の実家へもどることにしました。えらそうなことばかり言ってはゴロゴロとなにもしないアカツキに、お父さんとお母さんは困りはてました。

「このままでいいのかい?」

もちろんこのままで良いわけがありません。グイグイと背中をせっつかれたアカツキは、札幌へ出ることにしました。

〈1999年〉

札幌へ引っ越したアカツキは職安という暗黒迷宮に迷い込みました。

「どうせなら、なにかモノをつくる仕事がいいな」

求人情報ファイルをめくりながらそんなことを考えていました。その時です。ファイルの中に製麺工場の仕事を見つけました。おそばとか、うどんとかをつくる工場でのお仕事でした。アカツキはそこで働くことにしました。こねてコネコネ。のしてグイグイ。切ってタンタンタン。アカツキは一生懸命に働きました。

〈2002年〉

ひょんなキッカケで夜の時間はデザインの専門学校へ通うことにしました。そこではじめて『パソコン』と向き合い、『マッキントッシュ』やら『アドビ』などを知りました。アカツキは世界が広がった気持ちになりました。

〈2003年〉

イラストやデザインの仕事にあこがれ始めたアカツキ。いてもたってもいられず、製麺工場の仕事を退職することにしました。もちろん、その先にはなんのツテもありませんでした。

「まあ、なんとかなるでしょ。とりあえずは東京へ行っちゃおう」

とにかく根拠のない自信に満ちあふれていました。ちょっとおぼれていました。そんなわけでアカツキは準備をととのえ東京へと引っ越しました。

〈2004年〉

アカツキは東京の板橋にたどり着きました。そこを拠点として、まずは仕事を探すことにしました。なんの経験もないアカツキでしたが、なんとかアルバイトにつくことができました。そこは人材派遣をする会社のデザイン制作部署でした。求人広告やパンフレット、DMや看板サインなど毎日デザイン制作にはげみました。

〈2005年〉

これまでお酒がほとんど飲めませんでしたが、会社の友人たちに誘われるようになり、ちょっぴり飲めるようになりました。

〈2009年〉

意気揚々と働いていたある日のことです。会社のみんなが広い部屋に集められ、お話を聞きました。会社の規模を縮小するというお話でした。アカツキは退職することになりました。しかし、アカツキは思いました。

「これはチャンスだ!」

 

北海道を出る時からずっと、イラストレーターとして活動したいという思いがアカツキの中にありました。しかし、会社という安定した状況から飛び出す決心が固まらずにいました。なので、会社から突きつけられたこの状況は、背中をおされたような気持ちになりました。

そんなわけで、イラストレーターになりました。

〈 現 在 〉

今もまあ、なんとかかんとか続けております。

こんなボクですが、どうぞよろしく。